中国国家統計局は16日、09年第1四半期(1〜3月)の国内総生産(GDP)の伸び率が前年同期比6.1%だったと発表した。08年第4四半期(10〜12月)の6.8%から伸びはさらに鈍化し、四半期ベースで比較可能な92年以降では最低の伸び率。ただ、金融危機の影響で2ポイント超も急減速した前期に比べて下げ幅は縮小、減速のペースは穏やかになった。このニュースは日本では悲観的に論じられていますが、その考え方はちょっと違うだろうと。OECDやIMFの調査では、2009年度の世界全体の経済成長率はマイナス成長になるだろうと予想されています。アメリカはマイナス4%前後、日本に至ってはマイナス6%超と予想されています。それだけ今回の金融危機による悪影響が大きいということです。
中国の経済成長率は08年、通年9%と6年ぶりに1ケタに転落した。08年第3四半期(7〜9月)は9.0%、第4四半期(10〜12月)が6.8%と景気の減速が顕著になっていた。09年第1四半期の下げ幅は縮小したが、中国政府は通年で8%前後の成長目標を定めており、温家宝首相は国内外の経済情勢を注視しつつ、追加景気刺激策を打ち出す方針を示唆している。【yahooニュース】
そんな中で、依然として中国では約6%の成長が見込まれているというのは、まさに異次元のレベルです。中国では、日本や欧米などの先進国と違い、まだまだ道路・電気や水道・鉄道や港湾などのインフラが未整備なので、経済対策(公共事業)による内需拡大が見込めるからでしょう。道路なんか造っても何の効果も生まず無駄遣いに終わってしまう日本からすれば、何ともうらやましい限りですな・・・。
過去の中国の経済成長率データを見ても、日本の高度成長期をも上回るほどの勢いです。アメリカの過剰消費が崩れた以上、世界経済の回復は人口13億人の中国の内需に頼るしかないのでは?


